「自分を忘れて」取り組む
30年のSTORY-6 からの続き (STORY-1はこちら)
アイキャッチ画像はフリーインストラクター時代の宣材写真
ピチピチです(^^)
先日このブログを見てくれているサッカーおやじ仲間から
「老けたねー」と。若い時の画像を沢山アップしているので。
来年早々、また若返りプログラムをやらないとです(^^;;
さて晴れて
アドバイザーになれたのですが
文字通り
アドバイスをしなくてはならない
そして
研修をしなければならない
評価をしなければならない
立場となりました。
しかし研修するインストラクターの中には
私よりも経歴もスキルも上の方が多くいらっしゃる。
きっと
こんな若造に言われたくない
と思われているんだろうと感じていました。
最初のうちは、
アドバイザーとして
舐められてはいけない
アドバイザーとして
恥ずかしくない行動、言動をしなければいけない
周りからの評価
しか考えていませんでした。
自分がどう思われたいか、
「承認欲求」っやつです。
力がないから、自信がないから、それを求めてしまう…
認めてもらいたい…
なぜアドバイザーとしてそこにいて
相手に対して何をすべきなのか?
相手に対して何を伝えるべきなのか?
そこにフォーカスすることが出来ていませんでした。

「そこに」
気付かせてもらった出来事がありました。
気づかせて下さったのは、この若造をアドバイザーチームに採用して下さった
望月部長 (今では取締役副社長です)
ルネサンスのインストラクター養成コースの講師を担当していて、
コース生があるドリルをしている時、課題に対してミスをしました。ですが、私はその時は流して、ドリルが終了してからフィードバックしました。
その日のコース終了後、
部長「なぜあの時、止めなかったの?」
私「自分が流れを止められるのが嫌なので、流した方がよいと判断して止めませんでした。」
部長「それは竹井君が止められたくないだけで、その人にとっては、間違えたタイミングで止めて指摘されたら、大きな気づきとなったはずだよ。」と。
この時に、私は今まで
相手のため
にではなく
自分のためだけ
に行動していたということに気付かされました。
その日を境に、養成コースでのアドバイスの仕方がガラリと変わったのを今でも覚えています。
私よりキャリアのある方にも、スキルがある方にも、何を伝えるべきか?という視点がクリアになりました。
このアドバイスは私にとって、大きなものとなりました。
フラットに考える。言い換えるのであれば
「自分を忘れて」取り組む
そうすることで、最適解が見えるようになってきました。

望月部長には、この出来事以外にもさまざまなアドバイスを頂き、育てて頂きました。
ある時は、メイン講師を担当していた私の研修がグダグダすぎたため、部長に乗っ取られたりしたことも(^^;;
そんな経験を重ねながら、このアドバイザーチームでは、指導者としてはもちろん、人間としても大きく成長させてもらうことができました。
余談になりますが、このアドバイザーチームには、中尾和子先生もいらっしゃっいました。
最初のアドバイザー研修の時に私がグダグダなプレゼンをしていたら、途中で寝っ転がり
「あんた、もうええーわー」とプレゼンを強制終了…
私の中で
「いつかちゃんと名前で読んでもらおう」
という辺なモチベーションでアドバイザーの活動に取り組んでいました(^^)
そして、2001年の海外のコンベンションに勉強に行った時にはじめて「竹井君」と呼ばれて嬉しかったのを覚えています。
そしてこの海外研修がまたまた
大きなターニングポイント
となることに。
・STORY-8 に続く
・現在地はこちら (STORY-1はこちら)

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