苦難
30年のSTORY-10からの続き (STORY-1はこちら)
建物のペントハウス、11階と12階が吹き抜けになっている素敵な物件で
スタジオをオープン!
いくら高く飛んでも天井にぶつかりません(^^)

1ヶ月後には雑誌Tarzanに記事が掲載される
お客様が沢山くるぞー!
とワクワクしていました(^^)
そして雑誌の発売日



思いの外、問い合わせが少なく…
初日だから、仕方ないかぁ…
でも来る日も来る日も、想像していた
爆発的な問い合わせ
はなく…
まずい…
集客は低空飛行を続けました。。。
その後も、カーディオラティスが珍しいエクササイズだったので、雑誌やTVの取材をかなり受けました。
雑誌では、少年隊の東山紀之さん
テレビでははなまるマーケット、王様のブランチ、そしてあっぱれ!!さんま新教授で
さんまさんと共演
ですが、どれもその効果は薄く…
貯金通帳の数字が底をつきそうな時
思わぬ展開が!
建物が消防法に引っかかり、吹き抜け部分の大掛かりな工事が必要になったと。
「家賃を下げるので、工事後に引き続き使用するか、契約を終了するか、この場合原状回復なしで敷金は全て返金する」とのことでした。
「どちらかを選んで下さい」と。
私は
この高い家賃から解放される!
と思い
「契約終了したいです。でも次の物件が決まるまで待ってほしい」
と伝えました。
今いるお客様が、引き続き運動を継続できる場所を提供したい!
そして今度は妥協することなく
「目白」
にスタジオをオープンしたいと。
ですが、返答のリミットが近づけど新しいスタジオが決まらず。。。
また池袋に出店した時と同じように
焦ってる。。。
そして、ついにリミットを迎え
「契約を継続します」
と不動産会社に伝えました。
しかしここでも
思わぬ展開が!
返事をした3日後に目白の不動産会社から
「物件がでました!」
との連絡が!
すぐに内覧しにいき、
「ここでスタジオをオープンしたい!」
と思い、すぐに池袋の不動産会社に連絡しました「やはり解約でお願いします!」と。
すると不動産会社からは
「今回は竹井さんからの解約申し出になるので、通常通り、原状回復していただきます。3か月後の退去となるので、それまでの家賃は発生します」と。。。
うそだろーーーー!!!!
と心の中で叫びましたが
返事をしてしまったのは自分、目白に行きたいのも自分。
言われていることは「ごもっともと」重々承知していたのですが、受け入れることがなかなかできませんでした。
ですが、もうこの池袋の物件で仕事をする気はなくなっていたので、
全てお支払いして「赤字を抱えて」目白で再スタートすることとなりました。
池袋からの移転だったので、お客様は引き続きスタジオにお越し頂くことができ、また家賃もだいぶ安くなったので、月単位では黒字化することができました。
赤字を抱えてでも移転したのは間違えではなかったと。
目白に移転してからは本当によく働きました。
1日10セッション指導することも多くありました。とにかく借金を返済するために働きまくりました。
そうやって頑張っていると(って自分で言ってはいけないですが)、神様は見てくれているのかと。
この苦しい時も一緒に働いてくれていたやまもとゆきえさんのつながりで、ティップネスさんのスタジオプログラムの開発の仕事に携わることになりました。
- Body Curve
- アクティブストレッチ

また、エアロビクス協会の時のつながりから、声をかけていただき
映像プログラムの監修の仕事にも携わることができました
このような繋がりにも恵まれて、徐々にスタジオ経営も軌道に乗り始め、借金も徐々に返済できるような状況になりました。
安定した状態の中、指導者としてのスキルアップを図るべく
・GYROTONIC / GYROKINESIS トレーナーの取得
・ソフトなピラティスアプローチの習得
特にマリジョゼ女史との出逢いは大きかったです。
動きのベース「コアインテリジェンス」
ここで私の指導の土台ができました。この学びがあったからこそ、どんなメソッドを勉強してもぶれない軸(まさにコア)があるので、理解が今まで以上に深まるようになりました。

左はジャイロトニックマスタートレーナーの井上朱実さん
朱実さんにもこの後のSTORYでたっぷりお世話になることに
指導者として充実な日々を過ごしていました。
このまま順調な状態が長く続けばよかったのですが、またまた
物件問題
が発生します。
・STORY-12に続く
・現在地はこちら (STORY-1はこちら)

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